大月和弘・仲井裕一
4月に入ったばかりのアシスタントの大月(写真右)と仲井(同左)が、
ロケの準備で、撮影機材を車に積みこむところを撮られた。
先輩がケースをもって車に積み込むところなのに、
我々新人二人は、あるいはぼーっと突っ立ち、
あるいは、出遅れて動けずに、ただ先輩を見ているだけ。
仕事の手順どころか、撮影に使う道具など、
まだよく知らないことが多く、積み込みの手際が悪いことがまるわかりだ。
スリッパが大きくて足に合っていないのも、
まるで借りてきた猫感がありあり。
でも、ジャムスタジオに入社したこの4月のひと月で、
スタジオに入りびたりの撮影漬けで、写真に対する向き合い方が、
写真学校時代、アマチュア時代と全く違ってきたことを実感する。
若葉の二人、まずはアシスタントとしての仕事をきちんと覚えて、
先輩のたくましい体にみなぎる自信に少しでも近づけるように頑張らなければ。